Site Overlay

上司に話しかけるのが怖い時、まず整えたいこと

緊張して頭が真っ白になる人へ。

上司や先輩に話しかける前、強く緊張してしまうことはないでしょうか。

「今話しかけたら迷惑かもしれない」
「怒られたら嫌だ」
「要領が悪いと思われるかもしれない」
そんな思いが浮かぶと、声をかけること自体が重くなります。

すると、話しかけるのを先延ばしにしたり、報告が遅れたり、結局ひとりで抱え込んでしまったりすることがあります。
頭では「聞いた方が早い」「報告しないとまずい」と分かっていても、体がついてこない。そういうことは、実際によくあります。

まず伝えたいのは、緊張すること自体はおかしなことではないということです。

上司や先輩に話しかける時に緊張しやすい人は、弱いからそうなるのではありません。
むしろ、相手の反応をよく見ていたり、失礼がないようにしたかったり、うまくやろうとしていたりする人ほど、こうした緊張が強く出ることがあります。

ただ、その反応が強すぎると苦しくなる。
心拍が上がる。頭が真っ白になる。何を言えばいいのか分からなくなる。
そうなると、頭の中で何とかしようとしても、余計にまとまらなくなることがあります。

そんな時は、頭の中を片づけようとする前に、まず体を少し落ち着ける方がリラックスした平静な状態へ入りやすいことがあります。

よく、心が整えば体も落ち着く、と考えられがちです。
もちろんそれもあります。
でも実際には、体が少し落ち着くことで、心の方があとから静まることもあります。

たとえば、上司に話しかける前に、吐く息を少し長めに1回だけ出してみてください。
深呼吸を完璧にやろうとしなくて大丈夫です。
大きく吸おうとしなくてもいい。
ただ、今より少し長めに吐く。それだけです。
呼吸や感覚に戻る入口をもう少し知りたい方は、〈オンライン瞑想の詳細はこちら〉〈オンラインカウンセリングについて

そして、できればその時に
「怖いな」
「ちょっとイヤだな」
と、自分の中で起きていることに気づいてみてください。

ここで大事なのは、怖さをムリに消そうとしないことです。
なくそうとしなくていい。
前向きに変えようとしなくてもいい。
まずは「今、怖いんだな」「今、体が緊張してるんだな」と気づくだけで十分です。

もう1つ役立つのは、用件を頭の中で一文にすることです。

緊張している時ほど、頭の中で何パターンも会話を組み立ててしまいがちです。
でも、それをやりすぎると、かえって言えなくなります。

だから、まずは一文でいい。
「○○の件で確認したいことがあります」
「今、1分だけよろしいでしょうか」
「報告が1つあります」
そのくらいで十分です。

そして、話しかけた後も大事です。

緊張しやすい人は、会話が終わった後に反省会が始まりやすい。
「言い方が変じゃなかったか」
「タイミングを間違えたかもしれない」
「もっと別の言い方があったかも」
そんなふうに、帰宅後まで引きずることがあります。

でも、その時に毎回「できなかったこと」だけを探して終わると、次の場面がますます怖くなります。

だから、終わった後は1つでいいので、思ったよりマシだったことを探してみてください。
• ちゃんと話しかけられた
• 途中で固まったけど用件は言えた
• 思っていたほど嫌な反応ではなかった
• 緊張していたことに自分で気づけた

大きな成功でなくていいです。
「少しマシだったこと」を見つけるだけでも、次に向かう感覚は変わります。
会話の後に反省会が止まらなくなる方は、〈オンラインカウンセリングについて

緊張しない自分にならないといけない、ということではありません。
まずは、起きていることに気づき、少し整えてから入る。その習慣を作る方が現実的です。

もし次に上司や先輩へ話しかける場面があったら、まずは吐く息を少し長めに1回だけ出してみてください。
そして、「怖いな」と気づくだけでも十分です。

うまくできる日だけが前進ではありません。
緊張したことに気づけたなら、それだけでも前より少し、感情に飲み込まれずにいられているはずです。

それでも一人では整えにくい時や、言葉にしようとすると余計に苦しくなる時は、対話の中で少しずつ整理していく方法もあります。
言葉にしきれなくても、そのまま持ってきて大丈夫です。
対面カウンセリングの詳細はこちら

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です