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頼られ続けるのがしんどい時、優しさだけで抱え込みすぎないために

友人から相談を受けることが多い。
職場の同僚や後輩から、断りづらいお願いをされる。
パートナーのしんどさを、いつも自分が受け止める側になっている。

そんなふうに、気づけば「助ける側」「支える側」に回り続けていて、しんどくなることはないでしょうか。

一回一回は、そこまで大きなことではないのかもしれません。
断れないほど無理なお願いでもない。
相手も、本当に困っているのかもしれない。
だからこそ、
「断ったら冷たいかも」
「自分はしんどいけど、まだ大丈夫」
と思って受けてしまうことがあります。

でも、それが続くと、少しずつ消耗していくことがあります。

首が凝る。
帰ってから頭がぼーっとする。
休んでも回復しにくい。
そして、また次も頼られる。
そうなると、単に疲れているだけではなく、自分の余力ごと削れていく感じが出てくることがあります。

まず伝えたいのは、優しさがある人ほど抱え込みやすいということです。

頼られると、無下にしたくない。
困っている相手を前にすると、自分の都合だけを出しにくい。
相手を大切に思うからこそ、少し無理してでも引き受けてしまう。
これは冷たさの問題ではなく、むしろ感度の高さや責任感の強さに近いものです。

だから、抱え込んでしまう自分をすぐ弱いと決めなくていい。
ただ、その優しさがずっと外向きのままだと、自分の余力が見えなくなっていくことがあります。

ここで大事なのは、相手を大切に思うことと、自分の余力を守ることは両立するということです。

この二つは、対立するものではありません。
でも、頼られ続けている時は、その両方を持つのが難しくなりやすい。
相手を優先することに慣れすぎると、
「自分ばかりすり減っていると思ってはいけない」
「このくらいでしんどいと思う自分がよくない」
と、自分の方を抑える癖が強くなっていきます。

すると、疲れていることに気づいても、そこで止まれない。
しんどいのに受ける。
受けたあとでさらに疲れる。
そして、断れなかった自分にまた疲れる。
そういう重なり方をしていきます。

だから今回は、いきなり上手に線を引こうとしなくていい。
まずは、疲労感や離れたい感覚を見てみぬふりしないことからで十分です。

たとえば、頼られたあとに

・ 首や肩が重くなっていないか
・ 胸やお腹に詰まりがないか
・ 頭がぼんやりしていないか
・ 休んでも戻りにくい感じがないか

を少し見てみる。
この手のしんどさは、気持ちより先に体に出ていることがあります。

「別に怒ってはいない」
「相手が悪いわけじゃない」
そう思っていても、体がもう重いなら、その重さは見ておいた方がいい。
感情をはっきり言葉にできなくても、余力が減っていることはあります。

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もう一つ大切なのは、すぐに答えない癖をつけることです。

頼られ続ける人は、その場で返事を返すことに慣れていることがあります。
でも、その早さがいつも優しさとは限りません。
自分の余力を確認しないまま引き受ける癖になっていることもあります。

だから、まず一度間を置く。
返事を保留にする。
その間に、自分に今どれくらい余力があるかを考える。
考えるというより、感じてみる。
それだけでもかなり違います。

たとえば、

・ 今は少し難しい
・ いま抱えていることを終えてからでよければ
・ 今日は余裕がないので、すぐには動けない
・ 少し考えてから返事してもいい?

このくらいでも十分です。
強く拒絶しなくていい。
急に完璧な境界線を引かなくていい。
まずは、自分の余力を確認する時間を持つことが大切です。

ここで気をつけたいのは、何もかもから離れたくなる衝動を、自分の冷たさとだけ解釈しないことです。

優しくしたい。
ちゃんと支えたい。
でも、もう誰のことも背負いたくない。
何もかもから離れたい。
そういう気持ちが出てくることがあります。

これは、あなたが薄情だからではなく、それだけ回復が追いついていないのかもしれません。
ずっと受け止める側でいたなら、離れたい感覚が出るのは自然です。
そこも、責める前に見ておいていい。

頼られ続けるのがしんどい時、必要なのは、すぐに立派な断り方を身につけることより、
自分の余力が減っていることを認めること
かもしれません。

・ 首や肩、お腹の重さを見る
・ 休んでも回復しにくい感覚に気づく
・ すぐ答えず、一度間を置く
・ 今は少し難しいと小さく伝える
・ 離れたい感覚を冷たさだけで片づけない

このくらいで十分です。

断れなかった自分に疲れることはあるでしょう。
それでも、今まで全部を抱えようとしていたことに気づけたなら、それは意味があります。
優しくしたい気持ちを持ちながら、自分の余力も守る。
そこに向かうには、まず自分がすり減っていることを見えるようにする必要があります。

一人で抱え込み続けて、いつも支える側になっていること自体がもうしんどいなら、
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頼られ続けるのがしんどい時、優しさだけで抱え込みすぎなくて大丈夫です。
相手を大切に思うことと、自分の余力を守ることは両立します。
まずは、疲労感や離れたい感覚を見てみぬふりしないところからで十分です。