昼すぎ。
夕方。
予定が一つ終わったあと。
休日なのに、なぜか落ち着かないことはないでしょうか。
時間はある。
少し休めるはず。
でも、気づけばスマホを見ている。
SNSを開いて、だらだらして、あとから少し自己嫌悪する。
「このままでいいのか」
「休みを無駄にしてる」
「なんだか落ち着かない」
そんな感じが出てくることがあります。
まず伝えたいのは、予定がない休日に落ち着かなくなること自体は珍しくないということです。
空白があると、不安や焦りが出ることがあります。
これは、性格が弱いからでも、休み方が下手だからでもありません。
普段から気を張っていたり、何かをしている状態に慣れていたりすると、何も決まっていない時間の方が、かえって落ち着かなくなることがあります。
特に昼すぎや夕方は、少し独特です。
午前中の勢いが落ちてきて、でも夜にはまだ早い。
休みが終わっていく感じも少し見えてくる。
予定が一つ終わったあとも同じで、「次はどうする?」という空白が急に目立ちやすい。
その時に、気持ちがソワソワしたり、胸が落ち着かなかったりすることがあります。
ここで起きやすいのは、空白を何かで埋めたくなることです。
スマホを見る。
SNSを開く。
何かしなきゃと考える。
でも、埋めたからといって休まるとは限らない。
ぼーっとしているのに休まらない、という感じになることもあります。
たぶんこの時、目の前の「休んでいる」ということに、うまく気持ちが乗れていないのだと思います。
身体は止まっている。
でも、心はまだ何かを探している。
次に何をするか。
このままでいいのか。
無駄じゃないか。
そうやって、空白そのものより、空白に対する不安と付き合っている状態になりやすい。
だから大事なのは、埋めること=休みではないと知ることです。
予定を入れることが悪いわけではありません。
少し動くことで整う人もいます。
でも、埋めたから休まるとは限らない。
むしろ、心と身体の赴くままに、少しのんびりする方が、結果的に休まることもあります。
ここで一つやりやすいのは、「今日は空白がある日」と先に認めることです。
この言い方は、地味だけどかなり有効です。
何も決まっていないことを失敗みたいに扱わない。
予定が薄い日を、穴ではなく空白として置く。
今日は空白がある。
それでいい。
そう認めるだけでも、埋めなきゃという圧は少し弱まります。
もう一つおすすめなのは、数日前から、小さなことも含めて「やりたいこと」をいくつか挙げておくことです。
ここで大事なのは、「やるべきこと」ではなく「やりたいこと」にすること。
しかも、小さいことでいいです。
・ 好きな飲み物を飲む
・ 散歩する
・ 本を少し読む
・ 横になる
・ 窓を開ける
・ 短く書き出す
・ ぼんやりする
・ 好きな動画を一本だけ見る
こういうものでも十分です。
空白がつらくなる時は、何をしたいかより、何かしなきゃが前に出やすい。
だから、先に小さな選択肢を置いておくと、「何をすればいいか分からない不安」が少し減ります。
そして、それが一つでもできたら、ちゃんと達成できたこととして認める。
ここもかなり大事です。
休日の自己嫌悪は、何もしていないことそのものより、
「できたことを自分で数えていない」
ところから強まることがあります。
だから、ほんの小さなことでもいい。
できたこととして扱う。
これは休みを甘やかすためではなく、休みを全部無駄だったと決めつけないためです。
もう一つ役立つのは、空白を埋めたくなる気持ちを短く書くことです。
たとえば、
・ 落ち着かない
・ 何かしないと不安
・ スマホを見たくなる
・ このまま夕方になるのが嫌
このくらいで十分です。
そして、これもやりたいことリストの中に入れておく。
「空白を埋めたくなる気持ちを書く」
それも一つの行動です。
書いた時点で、ただ流されているだけではなくなります。
ちゃんと事実が生まれる。
ここはかなり大きい。
休日の空白に落ち着かなさが出る時、必要なのは、もっと上手に予定を詰めることではないのかもしれません。
むしろ、少し止まる練習をすること。
空白が不安でも大丈夫だと身体に覚えさせていくこと。
その方が、じわじわ効いてきます。
少し止まる練習をすると、小さな喜びを見つけるのが少しずつ上手になることがあります。
空白を埋めることばかり考えている時は見えなかったものが、少しずつ見えてくる。
風が入ってくる感じ。
飲み物の温度。
ソファに沈む感覚。
夕方の明るさ。
そういうものが、休みの中に戻ってきます。
もちろん、すぐにうまくできなくて大丈夫です。
空白が不安でも大丈夫。
埋まらない休日があって全然いい。
むしろ、空白を無理に埋めない時間があるからこそ、自分が何に疲れていて、何なら少し楽になるのかも見えやすくなります。
予定がない休日が落ち着かない時、空白を埋めすぎなくて大丈夫です。
今日は空白がある日だと認める。
小さなやりたいことをいくつか置いておく。
埋めたくなる気持ちを短く書く。
できたことをちゃんと認める。
そこからで十分です。
休日の落ち着かなさや焦りが強くて、一人で整えにくいなら、
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