休日。
仕事終わり。
やることはあるのに、どうしても始められない。
そんな時、気づけば
「また何もしてない」
「こんなんじゃだめだ」
「やらなきゃと思うのに動けない」
と、自分を責めてしまうことはないでしょうか。
何もしていないように見える。
スマホを見ている。
SNSを開いている。
特に何も進まないまま時間が過ぎる。
そのまま焦る。
胸が詰まる。
身体は重い。
ぼんやりし続ける。
だらけているようなのに、なぜか休まらない。
そんな状態になることがあります。
まず伝えたいのは、何もする気が起きないこと自体は珍しくないということです。
特に、休日や仕事終わりは、表に見えにくい疲れが出やすい時間です。
身体の疲れだけではなく、頭の疲れ、気疲れ、判断の疲れ、張りつめの残りがあとから出てくることもあります。
だから、動けないことをすぐ
「怠けているだけ」
と決めつけなくて大丈夫です。
ここで苦しいのは、動けないことそのものだけではありません。
動けない自分を、その場で強く裁いてしまうことがさらに苦しさを重くします。
また何もしていない。
時間を無駄にした。
またこうなる気がする。
どうすれば動けるのか分からない。
そうやって、今日のしんどさに、明日への諦めまで重なってくる。
それがつらいところです。
だから今回は、まず
今の状態を見ることにも意味がある
ということを大事にしたいです。
動いていない。
横になっている。
スマホをいじっている。
たしかにそれはそう。
でも、そこで終わらずに、
「今、自分はどういう状態なんだろう」
と少し見てみる。
それは甘やかしではありません。
客観的に見る練習です。
たとえば、
・ 身体が重い
・ 胸が詰まる感じがある
・ 焦っている
・ 頭はぼんやりしている
・ 休んでいるのに休まらない
こういう状態があるなら、それはもう何も起きていないわけではありません。
内側では、かなりいろいろなことが起きています。
そこを見ずに「怠け」でまとめると、自分の状態がますます分からなくなっていきます。
もしできそうなら、ここで一度、呼吸を少し長めにしてみてください。
深く整えようとしなくて大丈夫です。
ただ、今より少し長く吐く。
その時、胸やお腹がどうなるかを見る。
それだけでも、焦りの勢いが少しゆるむことがあります。
そのあとに、簡易ボディスキャンをしてみるのもいいです。
難しくしなくて大丈夫です。
足先。
ふくらはぎ。
お腹。
胸。
肩。
首。
頭。
順番に見ていく。
重い。
固い。
詰まる。
なんとなく嫌な感じがする。
よく分からない。
それでもいい。
ただ、今の自分の身体がどうなっているかを知る。
それだけでも、「何もしていない自分」ではなく、「こういう状態にある自分」として見え始めます。
もう一つ役立つのは、何に気を取られていたかを一つ書くことです。
長く書かなくていいです。
一つでいい。
・ 仕事のこと
・ 誰かとの会話のこと
・ やらなきゃいけないこと
・ なんとなく不安なこと
・ 意味のないことを考え続けていた感じ
こうして一つ書くと、自分が何に引っ張られていたかが少し見えてきます。
これは、客観的に見る練習になります。
「だめな自分」を見るのではなく、何に気を取られていたのかを見る。
この違いはかなり大きいです。
そして、できるならできたことを一つ拾う。
ここも大事です。
大きなことでなくていい。
本当に小さくていいです。
・ 起きた
・ 水を飲んだ
・ 顔を洗った
・ ここまで読んだ
・ 横になって休もうとした
・ 焦っていることに気づいた
このくらいでも十分です。
できたことを拾うのは、無理に前向きになるためではありません。
「何もしていない」の一言で全部を消さないためです。
何もする気が起きない時。
動いたら、それはもちろんいいことです。
でも、動けなかった日にも見ていいものがあります。
その日の重さ。
気を取られていたこと。
身体の感じ。
そして、小さくてもできたこと。
そこを振り返る時間を作ってあげることには意味があります。
たしかに、その時間を取ることにも少し努力はいる。
でも、その一手間があるだけで、「怠けていた自分」から「状態を見ている自分」へ少し変わります。
今回一番伝えたいのは、
何もする気が起きない時、自分をすぐ怠けと決めつけなくていい
ということです。
怠けと決めつける前に、見ていいことがいくつもあります。
今、自分は何に引っ張られていたのか。
身体はどうなっていたのか。
焦っていたのか。
疲れていたのか。
動けなかったこと自体に、どんな重さがあったのか。
それを知るだけでも、見る角度は変わります。
そして、その見え方の違いもまた事実です。
何もする気が起きない時、必要なのは、もっと強く自分を追い立てることではないのかもしれません。
まずは、
・ 呼吸を少し長めにする
・ 簡易ボディスキャンをする
・ 何に気を取られていたかを一つ書く
・ できたことを一つ拾う
このくらいからで十分です。
何もする気が起きない自分を責めなくて大丈夫です。
怠けと決めつける前に、見ていいことがある。
その状態を少し知るだけでも、次の動き方は変わってきます。
そこからで十分です。
ひとりで抱え込んで、動けない日の自己嫌悪が強くなっているなら、
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